アメリカ研修レポート4 ウォールマート
小売業で世界ナンバーワンといえば、
そう、ウォールマートです。
生鮮食品から家電まですべて置いてある、ホールセールと呼ばれるものです。
日本で同じような形態をとっているのは、コストコくらいですかね。
ワンストップ、ショートタイムで買い物ができるようになっています。
が、見に行ったら売り場はぼこぼこです。
棚はスカスカ
欠品も多い。
なんでこんなとこが世界ナンバーワンなんじゃ?
と思いました。
これで終わってしまっては何の意味もないですよねー。
ウォールマートでは徹底的な合理化がされており、
商品の品出しから発注まで、人や時間で完全に分業されているのですね。
なのでいくら売場に商品がなくなっても、営業時間外でないと品出しがされません。汗
それでも、業績は毎年伸び続けているのですよ。
これはつまり、合理主義の行きつく先にあるものですね。
商品を欠品させないように陳列、在庫を持つ方がコストがかかるということです。
おもてなしの国、日本ではなかなか受け入れられない事実ですが、
そこに力を入れている日本企業の業績はむしろ年々落ちて行っています。
アメリカではamazon、日本では楽天といったオンラインビジネスが伸長する中、
実店舗型の小売業はおもてなしが重要になってくるとは思うのですが、
結果としてはお客さんはそれをそこまで望んでいない、ということになっています。
はてさて、、どうなっていくことやら。
by yykyotako | 2014-10-29 07:52 | 考察